アクセス埼玉 2022年7月号

特集

若手社員の育成に役立つロジカルシンキング

 

各企業、4月から新年度が始まり、新入社員が入社して、社会人としての生活が始まったと思います。それに伴い、新入社員研修が行われ、ビジネスマナーから仕事への取り組み方など、さまざまなテーマに関する基礎力の習得を目指した取り組みが行われたことでしょう。そして、5月、6月からは現場に配属され、上司や先輩によるOJTを通した実務の指導、教育が行われていきます。そんな中、近年、多くの職場から聞かれる声として「若手社員に対してどうしたら仕事を分かりやすく教えられるのか」「令和の新人に合わせた接し方や教え方が分からない」といったことがあります。今は「怒る」「怒鳴る」といった昭和式の教え方では即ハラスメントになってしまいますし、「上司、先輩の仕事ぶりを見てそこから盗め」という指導方法も時代に合っていません。令和の社会では、具体的で分かりやすい言葉を用いて冷静かつ丁寧な指導、教育が求められているのです。
そこで今回は、令和時代にふさわしい「言葉を用いた分かりやすい指導方法」をご紹介したいと思います。従来式の指導を行っているという方は、ぜひこれを機に脱昭和を目指していただきたいと思います。

      • 令和時代の若手社員教育の在り方
      • 部下への押し付けにならない帰納法
      • 帰納法+演繹法で自律した社員に育てる
      • MECEを使ってメリハリのある指導ができる
      • 表面的な考えを深掘りするツリー思考
      • 最近の若手社員に見る伝え方のポイント