特集
安定的にデジタル活用をしつづけるために ～経営者が最低限知っておくべき基礎知識～
現在の経営環境において、デジタルツールの活用なしにビジネスを進めていくことは不可能と言ってもいいでしょう。私はよく「今は『読み書きソロバン』ではなく『読み書きパソコン』ですよ」とお伝えしています。
ただ、デジタル技術はあまりにも速く進化を遂げています。ベテラン経営者にとって、若い頃には全くなかった技術や概念、さまざまなツールを目にすることは、興味をそそられる反面、心理的なハードルの高さを感じられることもあるのではないでしょうか。
「ＩＴやパソコンに関わることはそういうものが得意な若い人に任せておけばいい」。
経営者とお話をしていると、しばしばそんなふうに言われる場面に遭遇します。ただ、事業を安定的に運営する、という視点で考えた場合、果たしてそれでよいのでしょうか。
私はこれまで20年以上にわたって、デジタルツール活用に関するサポート事業を営んできました。多くの経営者からさまざまなご相談をいただき、一緒に解決策を考え、再発防止の手段をご提案した経験があります。本稿では、よくあるトラブル事例や、リスクの高い事例３件をご紹介します。
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- そのデジタル活用の仕方で安心ですか？
- トラブルの事例
- デジタル活用時に経営者が把握しておくべき事項
- デジタル活用に必要な基礎知識
- まとめ
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