特集
ジェンダー主流化とは何か
2025年は「『ジェンダー平等を達成するための手段・戦略』である『ジェンダー主流化』(Gender Mainstreaming)」の節目の年です。1975年にメキシコで“平等・開発・平和” という女性の地位の向上運動のスローガンのもと、第1回世界女性会議(メキシコ会議)が開催されてから50周年、ジェンダー主流化の実質的な起点となる第4回世界女性会議(北京会議)が開催されてから30周年を迎えます。
メキシコ会議では固定された性別役割分担観念を撤廃し、性別に関わりなく個性と能力を十分に発揮できる社会の構築を目指す「ジェンダー平等論」への転換が示されました。これは1979年に国連で採択された女性差別撤廃条約に引き継がれ、性に基づく区別が差別につながること、差別する意図がなくてもその効果を持つ行為は差別となることが明示されました。
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- ジェンダー主流化が描く社会
- ジェンダー主流化の軌跡
- ジェンダー主流化とは何か
- ジェンダー主流化の手法
- 北京会議と北京行動綱領の概要
- 日本のジェンダー平等の現状と課題
- 地方創生とジェンダー主流化
- おわりに
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【公社会員紹介:株式会社ハードコート 一般財団法人あんしん財団 埼玉支局 株式会社高橋商会
シードット株式会社 株式会社ヤマダ精機 株式会社マルモト】
【埼玉の造り手:株式会社URAWA・BEER・PROJECT(U.B.P BREWERY)】