「令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(フード編)」を開催しました(開催日:12月12日(木))

公社では、埼玉県が整備をしている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の令和8年度末の開所に先駆け、ロボット開発や社会実装を促進することを目的に、セミナーおよび研究会を開催しています。このたび公社では、「令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(フード編)」を開催しました。
当日は、食品・外食分野におけるロボット開発事例のご紹介、参加者同士による意見交換や企業間連携の円滑化などに関するワークショップを実施しました。

開催報告概要

1 日時

令和6年12月12日(木)13:30~16:30

2 会場

新都心ビジネス交流プラザ4階会議室(さいたま市中央区上落合2-3-2)

3 参加者数

14名

4 主な内容

▶講演 13:30~14:35

1 「飲食業界へのロボット導入がなぜ難しいのか」 13:35~14:05

 株式会社Zen-Sai
 代表取締役  五十嵐 俊昭 氏

【 内容 】

工場などでは昔からたくさん使われているロボット(特に多軸ロボット)が飲食業界ではなぜあまり普及していないのか、ロボットシステムを開発しているエンジニアの視点から考えた要因を解説いただきました。また、携わった導入事例のなかで、飲食業へロボットを導入するとどのようなトラブルや苦労があるのかをご紹介いただき、ご講演を通して、今後の飲食業へのロボット導入に向けた展望、業界の未来の在り方を考えました。


2 「純国産 配膳ロボットBUDDY 現在と将来展望」  14:05~14:35

 SOCIAL ROBOTICS株式会社
 代表取締役社長  浅野 滋 氏

【 内容 】

ロボット大国日本において、街中で目にするのは海外勢のロボットばかり。SRの取り組み・製品の御紹介と現在の軽量搬送ロボットの市況、海外勢の動向、補助金の状況、飲食店以外の活用可能性など、お持ち込みをいただいた実機を交えてご講演いただきました。

▶ワークショップ 14:45~15:55

 登壇者を中心に複数グループに分かれ、ファシリテーター主導のもと、ロボット開発に繋がるご意見・アイデア出しや、企業間連携の円滑化などに関するディスカッションを行なっていただきました。

▶名刺交換会 15:55~16:30

 公社コーディネーターも交わり、ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただきました。

5 対象

ロボット産業に関心・興味のある企業、ロボット開発関連企業及びロボット活用企業等(予定含む)、食品・外食関係事業者等

6 参加費

無料

7 主催

公益財団法人埼玉県産業振興公社

                               

お問い合わせ先

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: robo@saitama-j.or.jp

 

【募集中】彩の国ビジネスアリーナ2025技術開発に資するミニセミナー 開催のご案内(1月22日(水),23日(木)開催)

公社では、社会課題の解決につながる「デジタル、バイオ、マテリアル、カーボンニュートラル」分野の技術開発に関連する支援に取り組んでいます。
この度、彩の国ビジネスアリーナ2025に、技術開発コーナーを設け、技術開発に資するミニセミナーを4回開催いたします。また、埼玉県内の企業が、新たな技術を活用して、製品化に向けた実証実験や改良等の取組を進めている試作品の展示を同時に行いますので、ぜひ、セミナーにご参加いただくとともに、「技術開発コーナー」にお立ち寄りください。

【募集チラシ】彩の国ビジネスアリーナ2025 技術開発に資するミニセミナーチラシ

ミニセミナーの概要

【日 時】
第1回セミナー 令和7年1月22日(水) 15:15~15:45
第2回セミナー 令和7年1月22日(水) 16:15~16:45
第3回セミナー 令和7年1月23日(木) 12:30~13:00
第4回セミナー 令和7年1月23日(木) 14:00~14:30

【会 場】
さいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市中央区新都心8番地)
※「技術開発コーナー」小間「A-40」付近の会場で開催。

【対 象】
各セミナーのテーマに、興味・関心のある事業者。
※複数のセミナーにご参加いただけます。
※彩の国ビジネスアリーナ2025の来場者事前登録を必ず行ってください。
来場者事前登録はこちらをクリックしてください。

【定 員】
各セミナー20名(先着) ※複数のセミナーにご参加いただけます。

■第1回セミナー 1月22日(水)15:15~15:45

テーマ: 「ゴミから感動をつくる」、100%食品廃棄物でつくる新素材

 fabula株式会社
 代表取締役  町田 紘太 氏

【 内容 】

食品廃棄物100%でfabulaを製造。その用途は、雑貨から家具、建材まで多岐にわたる。さらに、建設がれきやシリカ由来の未利用資源も活用して、月面や地球でのインフラ構築に向けた研究開発を推進。あらゆる「ゴミ」から感動をつくりだす。

■第2回セミナー 1月22日(水)16:15~16:45

テーマ: 介護人材不足、介護業務の負担軽減の切り札、介護テクノロジー・見守りシステムの開発

 エニーシステム株式会社
 代表取締役  秋野 欣正 氏

【 内容 】

2023年にリリースしたパルスハートバンドの製品化について、介護施設のニーズから、公的補助金を活用した開発経緯と厚労省介護ロボット等モニタ-調査事業、福祉用具認定、販路開拓、民間ファンド資金調達についてご報告します。

■第3回セミナー 1月23日(木)12:30~13:00

テーマ: 埼⽟⼯⼤の地域公共交通への⾃動運転技術導⼊の取り組み

 埼玉工業大学 副学長
 自動運転技術開発センター センター長
 工学部情報システム学科 教授  渡部 大志 氏

【 内容 】

埼玉工大は2019年から埼玉県の補助を受けて自動運転バスの開発を進め、多くの実証実験に参加。現在は深谷市と連携し、コミュニティバスの自動運転化を推進中。本講演では、これらの取り組みを紹介する。

■第4回セミナー 1月23日(木)14:00~14:30

テーマ: 自社製品を活かしたイノベーション事業へチャレンジ ~冷温水循環式・閉鎖型陸上養殖システムの開発~

 株式会社サイエンス・イノベーション
 代表取締役  桑原 克己 氏

【 内容 】

排熱回収型ヒートポンプによる温度制御、特殊ろ材による水浄化システム、高濃度酸素発生機と酸素溶解装置による高密度養殖、そして遠隔監視制御など、数々の技術開発・製品を活かし実用的陸上養殖システムを構築した。

【セミナーのお申込み】

ステップ①:彩の国ビジネスアリーナ2025の来場者事前登録を行ってください。
     【来場者事前登録はこちらから行うことができます

ステップ②:参加を希望するミニセミナーのお申し込みをお願いいたします。
      こちらからお願いいたします】(Google フォームに繋がります)
      ※申し込み締切:1月20日(月)

■主催/お問合せ先

公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
   TEL 048-711-6870  E-mail sentan@saitama-j.or.jp

【募集中】令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(建設・点検編)開催のご案内(1月17日(金)開催)

公社では、埼玉県が整備をしている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の令和8年度末の開所に先駆け、ロボット開発に関わる多様な主体が協働してロボット開発や社会実装を促進することを目的に、セミナー及び研究会を開催しています。
今回の研究会では、建設・点検分野におけるロボットの開発・導入事例のご紹介や、ロボット開発のきっかけとなる講演及びワークショップを実施します。また、公社コーディネーターによる継続的なマッチングフォローアップを行い、プロジェクトの創出を目指します。

【募集チラシ】令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(建設・点検編)

研究会の概要

【日 時】
令和7年1月17日(金) 13:30~16:30

【場 所】
新都心ビジネス交流プラザ4階
(さいたま市中央区上落合2-3-2) JR北与野駅前

【対 象】
埼玉県ロボティクスネットワーク(略称:埼玉ロボネット)に入会済みのロボット開発関連企業、ロボット開発に関心のある企業、建設・点検に関係する事業者等

※埼玉ロボネットに未入会の方は事前にご登録をお願いします。未入会の方はご参加いただけません。予めご了承ください。
 →ご登録はこちらから(埼玉県のホームページにつながります)

【定 員】
25名

■講演 13:30~14:35

1 「ゼロからイチを創り出す。自動車部品メーカーの挑戦「作業支援ロボットSUPPOT」開発の軌跡と展開」 13:35~14:05

 株式会社ソミックトランスフォーメーション
 SUPPOT生産室 室長  長坂 智 氏

【 内容 】

ゼロからイチを創り出す挑戦の軌跡と、その事業展開について現場活用例を交えてご紹介します。現在、さらなるバージョンアップを目指し、オプション・サービスの拡充(高い牽引力を活かし台車を連結して運搬量増加、メンテナンス充実により安心した継続利用など)に向けて、企業との連携を考えています。


2 「水路トンネル調査ロボット Tunnel-Rover®の開発」 14:05~14:35

 西松建設株式会社
 技術研究所 先端技術グループ 主任  本山 昇 氏

【 内容 】

水路トンネルの覆工表面の点検作業を省力化・効率化するため、トンネル内を自律走行し、壁面を連続撮影するロボットを開発。撮影画像は画像処理ソフトによってひび割れを自動検出することができ、現場での目視点検から調査結果の整理までシステム化を可能とした、調査ロボットについてご紹介します。また、新規開発等に向けて、クローラ式ロボット(本ロボット)の分割・小型化を得意とされる企業との連携を検討しています。

■ワークショップ 14:45~16:00

 登壇者を中心に複数グループに分かれ、ファシリテーター主導のもと、ロボット開発に繋がるご意見・アイデア出しや、企業間連携の円滑化などに関するディスカッション等を行なっていただき、参加者同士の情報交換を図ります。

 

■名刺交換会 16:00~16:30

 ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。公社コーディネーターも交り、参加者同士の交流をサポートします。

【研究会の申込】

 お申し込みは【こちらからお願いいたします】(Google フォームに繋がります)
 ※申し込み締切:1月15日(水)

■主催/お問合せ先

公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
   TEL 048-711-6870  E-mail robo@saitama-j.or.jp

【募集中】「令和6年度 第2回カーボンフットプリント(CFP)実務研修会(対面開催)【開催日1月27日、2月7日の2日間】」のご案内

カーボンフットプリント算出の勘どころ

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、自動車業界ではEV化などの製品使用段階でのCO2排出量削減だけでなく、あらゆる事業活動におけるCO2排出量削減に取り組んでいます。対象範囲はOEM内に限らず、サプライチェーン全体原材料の調達から廃棄までのライフサイクル全体となっています。ライフサイクル全体のCO2排出量を、製品一個当たりに換算したCFP(カーボンフットプリント)の算出・削減が要求され始めており、中小企業としても取組む必要がでてきています。本研修ではカーボンニュートラル対応、CFPの基礎的な要素から実際のCFP算出演習までを2日間の研修で実施し、CFPの基礎からCFP算出の勘どころまでを習得できる内容になっています。

※ご案内チラシ

開催概要

■開催日時

令和7年1月27日(月)、2月7日(金)の2日間開催 

対面開催:両日とも10:00~17:00

■開催場所・方式

対面参加
会場:新都心ビジネス交流プラザ4F 会議室 (さいたま市中央区上落合2-3-2)

※ 参加申込いただきました皆様には研修会ご案内などを開催前日までにメールでご連絡させていただきます。

■参加対象

自動車部品製造業のCFP実務担当者でCFP算出経験のない方
(カーボンニュートラル全体像をまだ十分には把握できていなくても大丈夫です)

■研修内容

研修1日目 【1月27日(月)】
テーマ カーボンフットプリントに関する基礎知識
講師 (一社)サステナブル経営推進機構(SuMPO)
https://sumpo.or.jp/
概要 1.社会背景

・地球温暖化

・カーボンニュートラル

・環境経営

・Scope1,2,3とカーボンフットプリント(CFP)の違い

・カーボンフットプリント(CFP)とライフサイクルアセスメント(LCA)の違い

2.グループワーク

・テーマ1:自社でCFP算定に取り組むにあたっての課題

・テーマ2:現在の取組状況

・テーマ3:今後どういった取り組みを行っていくか

3.グループワーク発表

4.まとめ

5.質疑応答

研修2日目 【2月7日(金)】
テーマ カーボンフットプリント算出方法+算出実習
講師 (一社)サステナブル経営推進機構(SuMPO)
https://sumpo.or.jp/
概要 1.ライフサイクルアセスメント(LCA)の概要

・ライフサイクルアセスメント(LCA)とは

・活用方法

・自動車業界の取り組み

2.ライフサイクルアセスメント(LCA)の基礎

・ライフサイクルアセスメント(LCA)の構成(枠組みと手順)

・目的と調査範囲の設定

・イベントリ分析

・影響評価

・解釈

・報告、クリティカルレビュー

※途中計算の演習を行います。

3.質疑応答

 

■定員

50名

■参加費

無料

■申込期限

令和7年1月20日(月)16:00まで

■お申込み

参加をご希望される方は、下記の入力フォームをクリックし必要事項を記入の上、お申込みください。

※入力フォーム

※参加申込いただきました皆様には研修会ご案内などを開催前日までにメールでご連絡させていただきます。 

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階

TEL. 048-711-6870   FAX.048-857-3921

メール: jidosha@saitama-j.or.jp

「令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー(フード編)」を開催しました(開催日:11月20日(水))

埼玉県産業振興公社では、県内中小企業の新技術・製品の開発や販路開拓を支援しています。この度ロボット分野の支援を目的として、「令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー(フード編)」を開催しました。
当日は、食品・外食の現場で活用されるロボットの動向・施策・開発導入事例についてご紹介するセミナーを開催するとともに、講師を交えての交流会を行いました

開催報告概要

1 日時

令和6年11月20日(水)13:30~17:20

2 会場

新都心ビジネス交流プラザ4階会議室(さいたま市中央区上落合2-3-2)

3 参加者数

62名

4 主な内容

セミナー 13:30~16:20

1 「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)・埼玉ロボネットについて」 13:30~13:40

埼玉県 産業労働部 次世代産業拠点整備担当

 

 


2 「ロボフレと合本主義を基にした国家プロジェクトによるロボットシステム開発と社会実装」 13:40~14:30

一般社団法人日本惣菜協会
AI・ロボット推進イノベーション担当フェロー
荻野 武 氏

 


3 「惣菜工場の人手からロボットへ」 14:40~15:10

株式会社ベルク 代表取締役社長
株式会社ホームデリカ 代表取締役社長
株式会社ジョイテック 代表取締役社長 原島 一誠 氏

 


4 「惣菜業(労働力業界)のロボット導入」 15:10~15:40

株式会社デリモ
代表取締役社長 栗田 美和子 氏

 


5 「米飯加工機械の開発 ~これまでとこれから~」 15:50~16:40

鈴茂器工株式会社
東京工場 生産本部 技術部部長 山田 二郎 氏

 

 


鈴茂器工様に最新の米飯加工機械をお持ち込みいただき、実機によるデモを交えて講演を行いました。


交流会 16:50~17:20

ご登壇いただいた講師や公社コーディネーターを交え、参加者の方と自由に交流いただきました。

5 対象

ロボット産業に関心・興味のある企業、ロボット開発関連企業及びロボット活用企業等(予定含む)、食品・外食関係事業者等

6 参加費

無料

7 主催

埼玉県・公益財団法人埼玉県産業振興公社

                               

お問い合わせ先

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: robo@saitama-j.or.jp

 

「令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(介護・福祉編)」を開催しました(開催日:10月31日(木))

埼玉県産業振興公社では、埼玉県が整備をしている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の令和8年度中の開所に先駆け、ロボット開発に関わる多様な主体が協働してロボット開発や社会実装を促進することを目的として、定期的な研究会を開催しています。
今回の研究会では、介護・福祉
分野におけるロボットの先進開発事例のご紹介を行うとともに、今後の展開等についてディスカッションするグループ別のワークショップを実施しました

開催報告概要

1 日時

令和6年10月31日(木)13:30~17:00

2 会場

新都心ビジネス交流プラザ4階会議室(さいたま市中央区上落合2-3-2)

3 参加者数

28名

4 主な内容

講演 13:35~14:50

講演1
テーマ 現場ニーズの掘り起こしと出口を見据えた機器開発
講師 公益財団法人テクノエイド協会 企画部長  五島 清国 氏
概要 少子高齢化と人手不足が深刻化する我が国において、高齢・障害者福祉の現場では、福祉用具やテクノロジーを活用する新たな介護技術の開発を模索しています。高齢者・障害者の尊厳やプライバシーの確保は勿論のこと、日常生活の継続、QOLの維持・向上はとても大切なことです。真に必要とされる機器開発と出口戦略を考察し、ご紹介しました。
講演2
テーマ 介護ロボットへの期待と現場で直面している課題
講師 社会福祉法人親愛会 理事長  渋谷 宏明 氏
概要 社会福祉法人親愛会は、埼玉県川越市での障害者福祉施設や高齢者介護施設の運営をはじめ、障害者支援、障害者就業/生活支援、地域生活定着支援、自立生活支援、多機能型障害福祉サービス、デイサービス、相談支援等に取り組んでおり、利用者の一人ひとりの人生を応援し「生きるを支える」ことを使命として活動しています。今回のセミナーでは介護ロボットへの期待についてお話するとともに、現場で直面している課題についてご紹介しました。
講演3
テーマ 現場ニーズに沿った介護・福祉ロボットの開発 ~厚労省受託事業からの経験~
講師 コニカミノルタ株式会社 FORXAI事業統括部 QOLソリューション事業部
事業戦略部 戦略企画グループ
アシスタントマネージャー/スマート介護士(Expert)  関 泰彦 氏
概要 光学機器メーカーとして培ってきた画像解析技術を活用した見守りシステム「HitomeQケアサポート」を2016年に上市。現在、国内200の介護事業所にてお使いただいています。事業展開と並行して厚生労働省の介護ロボット普及事業等を経験。国の政策と介護現場の現状の両面から介護・福祉分野における製品やサービスについてご紹介しました。

 

ご登壇いただいた3名の講師より、ロボット開発企業側、介護現場側双方の知見から、介護・福祉分野でのロボットの活用についてご講演をいただきました。

 

講演1 五島 氏
講演2 渋谷 氏
講演3 関 氏

グループ別ワークショップ 15:00~16:00

ワークショップの様子

参加者が3つのグループに分かれ、ファシリテーター主導のもと、ロボット開発のプロジェクト化や企業間連携の円滑化などに関するディスカッションを行ない、講師をはじめとした開発・導入側を含む多数の視点から活発な意見交換が行われました。公社では今後も継続的なフォローアップで企業間連携および案件創出を支援します。


名刺交換会 16:10~17:00

 公社コーディネーターも交わり、ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただきました。

5 対象

埼玉県ロボティクスネットワーク(略称:埼玉ロボネット)のロボット開発関連企業、介護・福祉関係事業者等

6 参加費

無料

7 主催

公益財団法人埼玉県産業振興公社

                               

お問い合わせ先

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: robo@saitama-j.or.jp

 

【募集終了】「令和6年度 第2回カーボンニュートラル普及セミナー(CFP・EVシフト)(Web配信)【開催日12月3日(火)】」のご案内

~CN・CFP(カーボンフットプリント)の必要性とCFP算出事例~

2050年のCN(カーボンニュートラル)実現に向け自動車業界では、EV化などの製品使用段階でのCO2排出量削減だけでなく、原材料の調達から廃棄までのライフサイクル全体におけるCO2排出量削減に取り組んでいます。これはOEMだけでなく、サプライチェーン全体での取り組みが求められています。
その排出量削減の結果を示す指標としてのCFP(カーボンフットプリント)算出・公表が要求され始めており、中小企業としてもサプライチェーンの一部として、算出することがまもなく求められます。本セミナーでは、「CFPとは何か?」など自動車業界におけるCN・CFPの動向、CFPの算出事例について紹介します。

※ご案内チラシ

開催概要

■開催日時

令和6年12月3日(火 

13:30~15:30

■開催場所・方式

Web会議ツールZoomを用いてWeb配信
・Zoom社のWebミーティングシステムを使用したセミナーです。
・参加者は、インターネット環境のある場所で、自身のパソコンやタブレット、スマートフォン等から、申し込み後に
お知らせする受講用URLをクリックすることで、ご参加(視聴)いただけます。

・Zoomは「無料」で使用できます。ただし、インターネットに接続するための通信料金はご参加者負担となります。

※ 参加申込いただきました皆様には別途参加者用URLを開催前日までにご案内させていただきます。

■講演内容

講演1
テーマ カーボンニュートラル(CN)が自動車産業に与える影響と県内自動車部品サプライヤーに求められる対応   
講師 株式会社 ぶぎん地域経済研究所
取締役 調査事業部長兼上席研究員 藤坂 浩司氏
概要 気候変動への対応に自動車産業の動向が注視されています。自動車関連事業者には、今後、どのような対応が求められるのか。CFP(カーボンフットプリント)など規制動向を事例に取上げながら、県内自動車部品サプライヤーに与える影響を解説します
プロフィール 日刊工業新聞社に26年間在籍後、2016年にぶぎん地域経済研究所に入社。埼玉県内の地域経済、地域産業調査を幅広く手掛ける一方、製造業全般に対する取材経験が豊富。特に中小製造業やデジタル技術の動向に詳しい。
1990年 日刊工業新聞社入社
2006年 北東京支局 支局長
2015年 日刊工業グローバルビジネスサポート取締役
2016年 日刊工業新聞社退職、同年、ぶぎん地域経済研究所入社
2024年 取締役 調査事業部長兼上席研究員
講演2
テーマ 自動車業界に求められるカーボンニュートラルへの取組みとCFP算出事例
講師 株式会社ゼロボード 営業本部 ソリューション開発室 室長 野底 琢氏
概要 カーボンニュートラルの実現に向けては、国内外を問わず、各業界ではさまざまな対策や変革を求められています。自動車業界においても、欧州を中心とした各種規制を皮切りに、完成車メーカーだけではなく、部品を供給しているサプライチェーン各社の取り組みも求められてきています。昨年三重県でTier1-2企業とCFP実証事業を進めていった中で見えてきた課題などを踏まえ,今後の自動車業界に携わる皆様に求められてくることなどについてお話しします。
プロフィール 三菱リサーチ&コンサルティングにて、環境コンサルティング業務に従事。その後事業会社にて、環境分野のコンサルを担当する傍ら、「Zeroboard」β版の要件定義といった現在のサービスの根幹に関わる業務を担当。2021年9月、事業のMBOと同時にゼロボードへ転籍。現在は環境省や経済産業省のCFP実証、大手製造業や小売業をはじめ多様な業種のGHG算定、LCA算定支援など幅広い分野を担う。京都大学経済学部卒業。

 

■定員

先着200名

■参加費

無料

■申込期限

11月26日(火)16:00まで

■お申込み

参加をご希望される方は、下記の入力フォームをクリックし必要事項を記入の上、お申込みください。

※募集終了

参加申込いただきました皆様には別途参加に必要なZoomアドレス等を開催前日までに
ご案内させていただきます。

■Zoomの注意事項

・本セミナーではオンラインコミュニケーションツール「Zoom」を使用します。
・参加に必要なZoomアドレス等は、開催前日までにお申込み時に登録いただいた
E-MAILへお送りいたします。
・Zoomを初めて使用される方は、事前に「接続テスト」を実施されることをお勧めします。
[接続テスト用URL] https://zoom.us/test
・イヤホンやヘッドセットを使用されますと、よりクリアな音声でご参加いただくことが
できます。
・Zoomが出力する映像や音声の録画、撮影、録音は禁止します。
・Zoomのよくある質問➝ https://support.zoom.us/hc/ja/articles/206175806-Top-Questions

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階

TEL. 048-711-6870   FAX.048-857-3921

メール: jidosha@saitama-j.or.jp

カーボンナノチューブ活用セミナーを開催しました(開催日:11月1日(金))

埼玉県産業振興公社では、カーボンナノチューブ(CNT)の技術支援や社会実装に向けた支援を行っています
今回のセミナーでは、カーボンナノチューブの最新動向や今後の展開、開発に取り組まれている企業の事例紹介等による情報発信を行うことで、カーボンナノチューブの応用展開や活用の可能性について紹介しました。

開催報告概要

1 日時

令和6年11月1日(金)13:30~16:00

2 会場

新都心ビジネス交流プラザ4階会議室(さいたま市中央区上落合2-3-2)

3 対象

カーボンナノチューブに興味関心のある事業者、カーボンナノチューブを活用したい(検討している)事業者など

4 主な内容

講演 13:30~15:20

 

講演1
テーマ カーボンナノチューブの応用展開 ~炭素循環経済に向けて~
講師 国立大学法人信州大学
特別栄誉教授 遠藤 守信 氏
概要 炭素循環経済(CCE)は、従来のLinear炭素経済に代わる新たな社会基盤として、炭素の削減、除去、再利用およびリサイクルの概念を包含した、持続可能な環境時代の社会概念です。特に、カーボンナノチューブ(CNT)は、CCEに対して適合性が高く、炭素のリサイクルと再利用に関係して革新的な応用開拓で貢献が期待されています。今回の講演では、CCEの視点からCNTの用途展開についてご紹介いただきました。
講演2
テーマ Cu複合線の開発と応用
講師 礎電線株式会社
取締役執行役員 技術部長 戸田 泰行 氏
概要 軽量化・柔軟性・導電性を特長とするCNTヤーンを日本で初めてエナメル線に適用し、CNTと銅を複合化して導電性の向上を実現しました。300℃の条件下でも抵抗の上昇がなく、高周波特性も優れていることから、高機能用途への利用が期待されています。今回の講演では、銅複合カーボンナノチューブの開発と応用についてご紹介いただきました。
遠藤 守信 氏
戸田 泰行 氏
セミナーの様子

名刺交換会 15:20~16:00

公社コーディネーターも交り、ご登壇者や他の参加者の方と自由に交流いただきました。

名刺交換会の様子
ポスター展示を用いてご紹介

ご講演いただいた講師のお二人と公社八名コーディネーターです。

カーボンナノチューブの特性や活用事例、今後の可能性について詳しく知ることができたとのお声を多数いただきました。カーボンナノチューブについてご相談がありましたら、公社技術開発支援グループまでお問い合わせください。

5 参加者数

30名

6 参加費

無料

7 主催

公益財団法人埼玉県産業振興公社

                               

お問い合わせ先

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: robo@saitama-j.or.jp

 

【募集中】令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー(フード編)オンデマンド配信のご案内

 埼玉県では、交通利便性に優れた圏央鶴ヶ島IC周辺に、「社会的課題解決に資するロボット」の開発を支援する「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」を令和8年度中の開所に向けて整備を進めています。
 今回のセミナーでは、「~県内企業の事例から学ぶ導入・開発戦略~」と題し、食品・外食分野におけるロボット技術に焦点を当て、導入側と開発側の実例をご紹介します。

【募集チラシ】令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー(フード編)

セミナーの概要

【日 時】
令和6年11月20日(水) 13:30~17:20 ※終了しました。

【開催方法】
会場参加 ※終了しました。
・オンデマンド配信(要申込) ※募集中
 ※配信期間は12月2日(月)~12月23日(月)を予定しております。
 ※会場参加にて申込された方にも、オンデマンド動画の配信をさせていただきます。

【会 場】
新都心ビジネス交流プラザ4階会議室
(さいたま市中央区上落合2-3-2) JR埼京線「北与野駅」徒歩1分  ※終了しました。

【対 象】
ロボット産業に関心・興味のある企業、ロボット開発関連企業及びロボット活用企業等(予定含む)、食品・外食関係事業者等

【定 員】
会場参加:70名  ※終了しました。

【参加費】
無料

■セミナー内容 13:30~16:40

取組発表 13:30~13:40
テーマ SAITAMAロボティクスセンター(仮称)・埼玉ロボネットについて
講師 埼玉県 産業労働部 次世代産業拠点整備担当
概要 埼玉県が令和8年度中の開所を目指して整備を進めている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」についてのご紹介の他、センター開所に向けた取組についてご紹介します
基調講演 13:40~14:30
テーマ ロボフレと合本主義を基にした国家プロジェクトによるロボットシステム開発と社会実装
講師 一般社団法人日本惣菜協会
AI・ロボット推進イノベーション担当フェロー
荻野 武 氏
概要 慢性的に人手不足に直面する惣菜製造企業において、これまで不可能であったロボット化を、合本主義とロボフレを基とし、国家プロジェクトとして進めています。本セミナーでは、具体的な開発、導入事例をもってお話させていただきます。
導入事例 14:40~15:10
テーマ 惣菜工場の人手からロボットへ
講師 株式会社ベルク 代表取締役社長
株式会社ホームデリカ 代表取締役社長 
株式会社ジョイテック 代表取締役社長 原島 一誠 氏
概要 生産年齢人口が減少する社会で、時代を乗り切る手段を今から考え、行動する。解決策は、惣菜ニーズの高まりと共に必要とする人手にロボットに先行投資し、将来に光を照らし、社内にロボットフレンドリーの文化を醸成し、新しい時代を切り開く。
導入事例 15:10~15:40
テーマ 惣菜業(労働力業界)のロボット導入
講師 株式会社デリモ
代表取締役社長 栗田 美和子 氏
概要 2022年度よりロボット(蓋閉めロボット)導入開始、2023年度に蓋閉めロボット正常運用の清流化システム導入、2024年度は新規ロボットラインに取り組んでいます。人との共存ラインの考え方についてお話しいたします。
開発事例 15:50~16:40
テーマ 米飯加工機械の開発 ~これまでとこれから~
講師 鈴茂器工株式会社
東京工場 生産本部 技術部部長 山田 二郎 氏
概要 寿司ロボットをはじめとする米飯加工機械の開発の歴史や、今後の取り組みについて、具体的な事例や実機を交えてご紹介いたします。

 

名刺交換会・交流会 16:40~17:20  ※終了しました。

 ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。

 

【セミナー【オンデマンド配信】申込】

 視聴を希望される方はこちらからお申込ください。→こちらからお願いいたします
 配信期間になりましたら、お申込いただいたメールアドレス宛に視聴URLをお送りさせていただきます。

■主催・お問合せ先

主催:埼玉県
   公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
   TEL 048-711-6870  E-mail robo@saitama-j.or.jp

【応募終了】「令和6年度 第1回カーボンフットプリント(CFP)実務研修会(対面開催)【開催日11月13日、21日の2日間】」のご案内

カーボンフットプリント算出の勘どころ

2050年のカーボンニュートラル実現に向け、自動車業界ではEV化などの製品使用段階でのCO2排出量削減だけでなく、あらゆる事業活動におけるCO2排出量削減に取り組んでいます。対象範囲はOEM内に限らず、サプライチェーン全体原材料の調達から廃棄までのライフサイクル全体となっています。ライフサイクル全体のCO2排出量を、製品一個当たりに換算したCFP(カーボンフットプリント)の算出・削減が要求され始めており、中小企業としても取組む必要がでてきています。本研修ではカーボンニュートラル対応、CFPの基礎的な要素から実際のCFP算出演習までを2日間の研修で実施し、CFPの基礎からCFP算出の勘どころまでを習得できる内容になっています。

※ご案内チラシ

開催概要

■開催日時

令和6年11月13日(水)、11月21日(木)の2日間開催 

対面開催:両日とも10:00~17:00

■開催場所・方式

対面参加
会場:新都心ビジネス交流プラザ4F 会議室 (さいたま市中央区上落合2-3-2)

※ 参加申込いただきました皆様には研修会ご案内などを開催前日までにメールでご連絡させていただきます。

■参加対象

自動車部品製造業のCFP実務担当者でCFP算出経験のない方
(カーボンニュートラル全体像をまだ十分には把握できていなくても大丈夫です)

■研修内容

研修1日目 【11月13日(水)】
テーマ カーボンフットプリントに関する基礎知識
講師 (一社)サステナブル経営推進機構(SuMPO)
https://sumpo.or.jp/
概要 1.社会背景

・地球温暖化

・カーボンニュートラル

・環境経営

・Scope1,2,3とカーボンフットプリント(CFP)の違い

・カーボンフットプリント(CFP)とライフサイクルアセスメント(LCA)の違い

2.グループワーク

・テーマ1:自社でCFP算定に取り組むにあたっての課題

・テーマ2:現在の取組状況

・テーマ3:今後どういった取り組みを行っていくか

3.グループワーク発表

4.まとめ

5.質疑応答

研修2日目 【11月21日(木)】
テーマ カーボンフットプリント算出方法+算出実習
講師 (一社)サステナブル経営推進機構(SuMPO)
https://sumpo.or.jp/
概要 1.ライフサイクルアセスメント(LCA)の概要

・ライフサイクルアセスメント(LCA)とは

・活用方法

・自動車業界の取り組み

2.ライフサイクルアセスメント(LCA)の基礎

・ライフサイクルアセスメント(LCA)の構成(枠組みと手順)

・目的と調査範囲の設定

・イベントリ分析

・影響評価

・解釈

・報告、クリティカルレビュー

※途中計算の演習を行います。

3.質疑応答

 

■定員

50名

■参加費

無料

■申込期限

11月8日(金)16:00まで

■お申込み

参加をご希望される方は、下記の入力フォームをクリックし必要事項を記入の上、お申込みください。

※応募終了しました

※参加申込いただきました皆様には研修会ご案内などを開催前日までにメールでご連絡させていただきます。 

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階

TEL. 048-711-6870   FAX.048-857-3921

メール: jidosha@saitama-j.or.jp

【募集終了】令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(介護・福祉編)開催のご案内【開催日:10月31日(木)】

 本研究会は、埼玉県が整備をしている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の令和8年度中の開所に先駆け、ロボット開発に関わる多様な主体が協働してロボット開発や社会実装を促進することを目的に開催します。
 今回の研究会では、介護・福祉分野におけるロボットの先進開発事例のご紹介や課題・今後の展開をテーマとしたワークショップを実施します。また、継続的なマッチングフォローアップを行い、プロジェクト創出を目指します。

【募集チラシ】令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(介護・福祉編)

研究会の概要

【日 時】
令和6年10月31日(木) 13:30~17:00

【場 所】
新都心ビジネス交流プラザ4階
(さいたま市中央区上落合2-3-2) JR北与野駅前

【対 象】
埼玉県ロボティクスネットワーク(略称:埼玉ロボネット)のロボット開発関連企業、介護・福祉関係事業者等

※埼玉ロボネットに未入会の方は事前にご登録をお願いします。
 →ご登録はこちらから(埼玉県のホームページにつながります)

【定 員】
30名

【プログラム】

■講演

1 現場ニーズの掘り起こしと出口を見据えた機器開発  13:35~14:00

 公益財団法人テクノエイド協会 企画部長  五島 清国 氏

 内容:
少子高齢化と人手不足が深刻化する我が国において、高齢・障害者福祉の現場では、福祉用具やテクノロジーを活用する新たな介護技術の開発を模索しています。高齢者・障害者の尊厳やプライバシーの確保は勿論のこと、日常生活の継続、QOLの維持・向上はとても大切なことです。真に必要とされる機器開発と出口戦略を考察します。


2 介護ロボットへの期待と現場で直面している課題  14:00~14:25

  社会福祉法人親愛会 理事長  渋谷 宏明 氏

 内容:
社会福祉法人親愛会は、埼玉県川越市での障害者福祉施設や高齢者介護施設の運営をはじめ、障害者支援、障害者就業/生活支援、地域生活定着支援、自立生活支援、多機能型障害福祉サービス、デイサービス、相談支援等に取り組んでおり、利用者の一人ひとりの人生を応援し「生きるを支える」ことを使命として活動しています。今回は介護ロボットへの期待についてお話するとともに、現場で直面している課題についてご紹介します。


3 現場ニーズに沿った介護・福祉ロボットの開発 ~厚労省受託事業からの経験~  14:25~14:50

 コニカミノルタ株式会社 FORXAI事業統括部 QOLソリューション事業部
 事業戦略部 戦略企画グループ
 アシスタントマネージャー/スマート介護士(Expert)  関 泰彦 氏

 内容:
光学機器メーカーとして培ってきた画像解析技術を活用した見守りシステム「HitomeQケアサポート」を2016年に上市。現在、国内200の介護事業所にてお使いただいています。事業展開と並行して厚生労働省の介護ロボット普及事業等を経験。国の政策と介護現場の現状の両面から介護・福祉分野における製品やサービスについてご紹介します。

■グループ別ワークショップ 15:00~16:00

 2~3のグループに分かれていただき、ファシリテーター主導のもと、自己紹介をはじめ、登壇者の発表内容の掘り下げ、ロボット開発のプロジェクト化などをテーマとしたディスカッションを行なっていただきます。

■名刺交換会 16:10~17:00

 ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。コーディネーターも交り、参加者同士の交流をサポートします。

【研究会の詳細・申込】

 お申し込みは【こちらからお願いいたします※募集終了となりました。
(運営事務局の「一般社団法人 首都圏産業活性化協会」の申込フォームにつながります)

■主催・お問合せ先

主催:公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
   TEL 048-711-6870  E-mail robo@saitama-j.or.jp

お問合せ先(運営事務局):一般社団法人 首都圏産業活性化協会
   TEL 042-631-1140  E-mail robot-ml@tamaweb.or.jp

「令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー(介護・福祉編)」を開催しました(開催日:9月10日(火))

埼玉県産業振興公社では、県内中小企業の新技術・製品の開発や販路開拓を支援しています。この度「介護・福祉ロボットによる社会的課題解決」と題し、介護・福祉の現場で活用されるロボットの動向・施策・開発事例について紹介するセミナーを開催しました。

開催報告概要

1 日時

令和6年9月10日(火)13:30~16:40

2 会場

ウェスタ川越 多目的ホール

3 参加者数

68名

4 開催方法

集合開催及びオンデマンド動画配信(配信期間は9月17日~10月1日)

5 主な内容

セミナー内容 13:30~16:00

1 【取組発表】「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)・埼玉ロボネットについて」

 埼玉県 産業労働部 次世代産業拠点整備担当
 
 

2 【基調講演】「介護現場におけるロボット技術の利用」

 埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 琴坂 信哉 氏

 

 

3 【基調講演】「高齢・障碍者福祉のニーズを踏まえた製品開発、留意点」~利用者の視点から~
 公益財団法人テクノエイド協会 企画部長 五島 清国 

 

 

4 【事例紹介】「高齢者施設における介護ロボット導入の実態・意向およびニーズについて」~4か年にわたる調査研究結果から~

 一般社団法人埼玉県老人福祉施設協議会 理事
 介護ロボット等を活用した調査研究プロジェクトチーム委員長
 特別養護老人ホーム良宝園 施設長 戸嶋 靖浩 氏

 

5 【事例紹介】「自動車運転補助装置と移動用リフトの開発」

 株式会社ミクニライフ&オート 執行役員
 オート事業部 事業部長 佐藤 勝彦 氏

 

 

6 【事例紹介】「テクノロジーを活用した新たな排泄ケアの提案、実践事例を通じて」

 NECプラットフォームズ株式会社 ビジネスイノベーション統括部
 シニアエキスパート 三重野 勤 氏


 

「介護・福祉ロボットによる社会的課題解決」をテーマに、介護・福祉の現場で活用されるロボットの動向・施策・開発事例についての講演を行いました。


名刺交換会 16:10~16:40

ご登壇者への質疑応答も含め、ご参加の皆様で自由に交流いただきました。

6 対象

ロボット産業に関心・興味のある企業、ロボット開発関連企業及びロボット活用企業、介護・福祉関係事業者等

7 参加費

無料

8 主催

主催:埼玉県
   公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
   TEL 048-711-6870  E-mail robo@saitama-j.or.jp

運営事務局:一般社団法人 首都圏産業活性化協会

【募集終了しました】「令和6年度 第1回カーボンニュートラル普及セミナー(対面+オンライン開催)【開催日10月1日(火)】」のご案内

自動車業界におけるカーボンニュートラルの取組と対応

自動車業界の中小企業ががカーボンニュートラルに向けて対応することは、環境への影響を最小限に抑え、気候変動への対処に寄与する点で重要です。本セミナーでは中小企業がカーボンニュートラル対応として取り組むべきこと、中小企業がカーボンニュートラルを成長に繋げる事例についてご紹介します。

※ご案内チラシ

開催概要

■開催日時

令和6年10月1日(火 

対面開催:13:30~16:00(名刺交換含む)
オンライン開催:13:30~15:40

■開催場所・方式

下記1.と2.の併用開催

1. 対面参加
会場:新都心ビジネス交流プラザ4F (さいたま市中央区上落合2-3-2)

2. Web会議ツールZoomを用いたオンライン参加
  ・Zoom社のWebミーティングシステムを使用したセミナーです。
  ・参加者は、インターネット環境のある場所で、自身のパソコンやタブレット、スマートフォン等から、申し込み後に
お知らせする受講用URLをクリックすることで、ご参加(視聴)いただけます。

  ・Zoomは「無料」で使用できます。ただし、インターネットに接続するための通信料金はご参加者負担となります。

※ 参加申込いただきました皆様には別途参加者用URLなどを開催前日までにご案内させていただきます。

■講演内容

講演1
テーマ 熱処理業界におけるCO2削減技術
講師 株式会社 日本テクノ
常務取締役 熱処理事業部長 中岡 真悟氏
概要 モータリゼーションの発展に伴い、ものづくり業界、ひいては熱処理業界も成長したものの、CO2排出は増加の一途を辿ってきました。気候変動対策に応えるには、CO2排出削減が喫緊の課題であり、こと熱処理業界に課せられた使命は大きく、その他の課題も山積しています。安全、担い手不足などの課題解決にもつながる当社の開発の取り組みについてご紹介します。
プロフィール 金属熱処理炉の製造メーカー、日本テクノに入社後、トヨタ自動車との共同開発で当時世界初の熱処理技術Nハードを可変動弁系部品への量産適用するプロジェクトメンバーとして従事。国内外の設備サービス副部長や、技術営業部長を歴任し、2022年から常務取締役 熱処理事業部長として現在に至る。
講演2
テーマ カーボンニュートラルへの取組で持続可能な経営を!
講師 認定特定非営利活動法人 環境ネットワーク埼玉
埼玉県地球温暖化防止活動推進センター 事務局長 秋元 智子氏 
概要 中小企業がカーボンニュートラルに取り組むにはハードルが高いのが現状ですが、取り組む意義やメリットなど、さらにカーボンニュートラルに取り組むとこで、サプライチェーンでの差別化をはかり持続可能な経営につながることをご紹介します。また、環境ネットワーク埼玉の支援についてもご紹介します。
プロフィール 平成17年1月に環境ネットワーク埼玉を設立。平成17年4月に県知事より埼玉県地球温暖化防止活動推進センターを指定される。
約20年間、環境ネットワーク埼玉の事務局長として、主に温暖化防止活動に取り組む。
環境省登録環境カウンセラー、埼玉県環境アドバイザー、各審議会委員を歴任

 

■定員

130名(対面参加50名+オンライン参加80名)

■参加費

無料

■申込期限

9月27日(金)16:00まで

■お申込み

参加をご希望される方は、下記の入力フォームをクリックし必要事項を記入の上、お申込みください。

※募集終了しました

参加申込いただきました皆様には別途参加に必要なZoomアドレス等を開催前日までに
ご案内させていただきます。

■Zoomの注意事項

・本セミナーではオンラインコミュニケーションツール「Zoom」を使用します。
・参加に必要なZoomアドレス等は、開催前日までにお申込み時に登録いただいた
E-MAILへお送りいたします。
・Zoomを初めて使用される方は、事前に「接続テスト」を実施されることをお勧めします。
[接続テスト用URL] https://zoom.us/test
・イヤホンやヘッドセットを使用されますと、よりクリアな音声でご参加いただくことが
できます。
・Zoomが出力する映像や音声の録画、撮影、録音は禁止します。
・Zoomのよくある質問➝ https://support.zoom.us/hc/ja/articles/206175806-Top-Questions

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階

TEL. 048-711-6870   FAX.048-857-3921

メール: jidosha@saitama-j.or.jp

「令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(農業編)」を開催しました(開催日:8月27日(火))

埼玉県産業振興公社では、埼玉県が整備をしている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の令和8年度中の開所に先駆け、ロボット開発に関わる多様な主体が協働してロボット開発や社会実装を促進することを目的として、定期的な研究会を開催しています。
今回の研究会では、農業分野におけるロボットの先進開発事例のご紹介や、今後の展開をテーマとしたワークショップを実施しました。今後も
継続的なマッチングフォローアップを行い、プロジェクトの創出を目指します。

開催報告概要

1 日時

令和6年8月27日(火)13:30~16:30

2 会場

新都心ビジネス交流プラザ4階会議室(さいたま市中央区上落合2-3-2)

3 参加者数

18名

4 主な内容

セミナー【農業ロボットの社会実装とスマート農業への参入について】 13:35~15:35

講演1
テーマ 農業ロボットの社会実装チャレンジ
講師 国立大学法人宇都宮大学工学部 教授

ロボティクス・工農技術研究所(REAL)所長

REACT株式会社 取締役会長

尾崎 功一 氏

概要 イチゴ収穫ロボットの実証から社会実装までの難しさを強く感じたことから、移動ロボットをコアにした必要機能をポン付けするシステムを提案。大学発のユニーク技術と導入事例を紹介しました。
講演2
テーマ 異業種からのスマート農業への参入について
講師 アイアグリ株式会社 経営企画室室長代行

総務省地域情報化アドバイザー

坂本 和彦 氏

概要 異業種からのスマート農業サービス支援事業参入を検討中の企業へ向けて、農業資材販売店である農家の店しんしんがスマート農業機械であるドローンを用いた請負防除サービスを開始、実装するまでの経緯や工夫を紹介しました。

 

事例発表いただいた講演者のお二人に実際に開発・導入しているロボットをお持ち込みいただき、実機を交えながら、最新のスマート農業についてご講演いただきました。

 

講演1 尾崎 氏
講演2 坂本 氏
ロボットの展示

グループ別ワークショップ 14:45~16:15

 参加者が2つのグループに分かれ、ファシリテーター主導のもと、ロボット開発のプロジェクト化や企業間連携の円滑化などをテーマとしたディスカッションを行ないました。講師を交え積極的な意見交換の場となり、「大変有意義な時間であった」とのお声を多数いただきました。


名刺交換会 16:15~16:30

5 対象

埼玉県ロボティクスネットワーク(略称:埼玉ロボネット)に入会済のロボット開発関連企業、農業関係事業者等

6 参加費

無料

7 主催

公益財団法人埼玉県産業振興公社

                               

お問い合わせ先

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: robo@saitama-j.or.jp

 

「令和6年度埼玉県スマート農業×ロボティクスセミナー・展示会」を開催しました(開催日:7月26日(金))

埼玉県産業振興公社では、県内中小企業の新技術・製品の開発や販路開拓を支援しています。この度ロボット分野の支援を目的として、埼玉県農林部農業支援課、産業労働部次世代産業拠点整備担当と連携し、「埼玉県スマート農業×ロボティクスセミナー・展示会」を開催しました。
当日22者の企業・団体による最新のスマート農業技術の展示を行うとともに、スマート農業技術に関するセミナー及び出展ブース見学ツアーを実施し、大変多くの方にご参加いただきました。

開催報告概要

1 日時

令和6年7月26日(金)12:00~16:00

2 会場

新都心ビジネス交流プラザ4階会議室(さいたま市中央区上落合2-3-2)

3 参加者数

出展企業・団体 22者
来場者 140名

4 主な内容

スマート農業に関するセミナー 13:00~15:40

講演1
テーマ スマート農業技術の導入効果と活用方策
講師 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構

みどり戦略・スマート農業推進室 非常勤顧問 梅本 雅 氏

概要 スマート農業技術の導入による経営的効果の状況や、スマート農機を装備する際の費用と採算規模、さらに、地域条件、経営条件に適合したスマート農業技術の活用の仕方と留意点について紹介。
講演2
テーマ マッスルスーツの開発と導入事例
講師 株式会社イノフィス

国内営業部 シニアマネージャー 塩野谷 実 氏  

概要 東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィスが開発・販売する装着型のアシストスーツ「マッスルスーツ」シリーズの開発経緯から累計3万台出荷までの取組や導入事例、今後の展開について紹介。
講演3
テーマ スマート農業技術の開発実証プロジェクト イチゴ実証ほ場の紹介
講師 つづく農園(茨城県常陸大宮市)

代表 都竹 大輔 氏  

概要 令和2年から4シーズン、イチゴ栽培で使用できる比較的低コストなスマート農業機器の導入を行っています。今回は各技術を実際に導入してみてのメリットやデメリット、経営への影響などを生産者目線で紹介。

 

3名の講師より、支援機関・メーカー・農業者それぞれの視点から、最新のスマート農業についてご講演いただきました。参加者の皆さまからも「参考になった」との好評の感想を多数いただき、大変盛況なセミナーとなりました。


企業・団体展示 12:00~16:00

 スマート農業技術を有する企業・団体(22者)による展示を行いました。


ブース見学ツアー

公社ロボット開発支援コーディネーターがガイド役となり、少人数のグループで出展ブース見学を3回開催しました。

5 対象

スマート農業技術の導入・普及に関心のある農業者、メーカー、農機具販売店、支援機関、行政等

6 出展・参加費

無料

7 主催

公益財団法人埼玉県産業振興公社
埼玉県農林部農業支援課
埼玉県産業労働部次世代産業拠点整備担当

                               

お問い合わせ先

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: robo@saitama-j.or.jp

 

令和6年度ロボット開発支援補助金 採択結果について

 埼玉県産業振興公社(以下、「公社」という。)では、県内中小企業のロボット産業への参入を推進するため、社会課題の解決に資するロボット開発の取組を支援しています。
 このたび、「令和6年度ロボット開発支援補助金」の募集を令和6年6月27日(木)から令和6年7月26日(金)まで行い、上記補助金の申請に対する審査を実施した結果、下記の企業を補助対象者として採択しましたので、お知らせいたします。

1.採択事業者一覧

申請企業 所在地 申請テーマ
1 株式会社アトラックラボ 三芳町 自走式デジタルサイネージロボット
2 株式会社イモテック 川越市 農業用選別ロボットの開発製造おける部品調達の内製化

補助金の詳細については補助金交付要綱、募集要領をご覧ください。

①「令和6年度ロボット開発支援補助金交付要綱」※PDFが開きます
②「令和6年度ロボット開発支援補助金募集要領」※PDFが開きます

 

2. 問合せ先

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階

TEL. 048-711-6870FAX. 048-857-3921

メール: robo@saitama-j.or.jp

令和6年度社会課題の解決に資する試作品実証補助金 採択結果について

 埼玉県産業振興公社(以下、「公社」という。)では、県内の中小企業が、社会課題の解決に向けて新たな技術を活用した試作品の実証等を行う取組を支援しています。
 このたび、「令和6年度社会課題の解決に資する試作品実証補助金」の募集を令和6年5月15日(水)から令和6年6月13日(木)まで行い、上記補助金の申請に対する審査を実施した結果、下記の企業を補助対象者として採択しましたので、お知らせいたします。

1.採択事業者一覧

申請企業 所在地 申請テーマ
1 合同会社コーヤ電子設計 上尾市 小型水力発電装置を用いたスマート農業向け環境発電システムの検討
2 株式会社コスミックエムイー さいたま市 ロボット手術を対象にした新発想の手術器具
3 有限会社サンズコーポレーション さいたま市 リチュウムイオン電池用MLM3Dセパレータ使用のMLMスポンジ加工
4 株式会社積田電業社 さいたま市 クラウドD E R 省エネ制御システム装置の改良・実証
5 株式会社ナウエストテクノロジー 狭山市 地震時の美術品や文化財などの保護を目的に人工流動化現象を応用した免振装置の新規開発
6 初野建材工業株式会社 川越市 六価クロム浄化剤の能力向上を図り建設リサイクル法の促進に寄与する
7 株式会社ビー・アンド・プラス 小川町 ワイヤレス充電搭載ドローンを用いた定時飛行監視システムの実証
8 プライムメディカ株式会社 川口市 iPhoneを用いたMixed Reality人工関節手術ナビゲーションの精度検証
9 株式会社Laboko さいたま市 動物実験代替を目指したSMART試作によるマイクロ流体チップ

補助金の詳細については補助金交付要綱、募集要領をご覧ください。

①「令和6年度社会課題の解決に資する試作品実証補助金交付要綱」※PDFが開きます
②「令和6年度社会課題の解決に資する試作品実証補助金募集要領」※PDFが開きます

 

2. 問合せ先

(公財)埼玉県産業振興公社

新産業振興部 技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階

TEL. 048-711-6870FAX. 048-857-3921

メール: sentan@saitama-j.or.jp

【オンデマンド配信受付中】令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー介護・福祉編 開催のご案内

 埼玉県では、交通利便性に優れた圏央鶴ヶ島IC周辺に、「社会的課題解決に資するロボット」の開発を支援する「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」を令和8年度中の開所に向けて整備を進めています。
 今回のセミナーでは、「介護・福祉ロボットによる社会的課題解決」と題し、介護・福祉の現場で活用されるロボットの動向・施策・開発事例についてご紹介します。

【募集チラシ】令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー介護・福祉編

セミナーの概要

【日 時】
令和6年9月10日(火) 13:30~16:40

【開催方法】
集合開催及びオンデマンド動画配信
※オンデマンド動画配信を9月17日(火)~10月1日(火)に予定しております。視聴を希望される方は事前に申込みをしてください。

【会 場】
ウェスタ川越 多目的ホール
川越市新宿町1-17-17) JR川越線・東武東上線「川越駅」西口より徒歩5分

【対 象】
ロボット産業に関心・興味のある企業、ロボット開発関連企業及びロボット活用企業、介護・福祉関係事業者等

【定 員】
80名

【参加費】
無料

■セミナー内容 13:30~16:00

1 【取組発表】「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)・埼玉ロボネットについて」 13:30~13:40

 埼玉県 産業労働部 次世代産業拠点整備担当
 内容:
 埼玉県が令和8年度中の開所を目指して整備を進めている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」についてのご紹介の他、センター開所に向けた取組についてご紹介します


2 【基調講演】「介護現場におけるロボット技術の利用」 13:40~14:10

 埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 琴坂 信哉 氏
 内容:
 日本の人口減少と少子高齢化が進行することにより、2040年には様々な問題が顕著に表面化されることが予想されています。これまで試みられてきた介護・福祉ロボットの開発とその結果を踏まえ、介護現場で活用されるロボットを開発する上で大切なポイントを、様々な政策・動向を交えながら考察します。


3 【基調講演】「高齢・障碍者福祉のニーズを踏まえた製品開発、留意点」~利用者の視点から~ 14:10~14:40

 公益財団法人テクノエイド協会 企画部長 五島 清国 
 内容:
 少子高齢化が進展するなか、ロボットやICT等のテクノロジーを活用した機器・システムの開発・普及が活発化しています。施策の動向を踏まえた利用者ニーズに基づく製品開発の重要性と留意点について解説します。


4 【事例紹介】「高齢者施設における介護ロボット導入の実態・意向およびニーズについて」~4か年にわたる調査研究結果から~ 14:50~15:10

 一般社団法人埼玉県老人福祉施設協議会 理事
 介護ロボット等を活用した調査研究プロジェクトチーム委員長
 特別養護老人ホーム良宝園 施設長 戸嶋 靖浩 氏
 内容:
 埼玉県老人福祉施設協議会に設置した「介護ロボット等を活用した調査研究プロジェクトチーム」における過去4か年にわたる調査から見えてきた、高齢者施設の介護ロボット導入の状況や、現場が求める介護ロボットや機能などについてご報告します。


5 【事例紹介】「自動車運転補助装置と移動用リフトの開発」 15:10~15:35

 株式会社ミクニライフ&オート 執行役員 オート事業部 事業部長 佐藤 勝彦 氏
 内容:
 少子高齢化による様々な問題は障碍者の方々を取り巻く環境でも発生しています。生活する上で必要不可欠となる“自動車”、障碍者の移動手段について現状と困り事、製品開発の必要性について解説します。


6 【事例紹介】「テクノロジーを活用した新たな排泄ケアの提案、実践事例を通じて」 15:35~16:00

 NECプラットフォームズ株式会社 ビジネスイノベーション統括部 シニアエキスパート 三重野 勤 氏
 内容:
 トイレでの排泄に関わる介護負担は非常に大きいものです。かつ、排泄ケアは介護される側のQOLや尊厳に関わりとても重要です。これまでに無いトイレでの排泄センサーの開発に至るきっかけとニーズ調査、効果事例をご紹介いたします。

■名刺交換会 16:10~16:40

 ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。

 

【研究会の詳細・申込】

 お申し込みは【こちらからお願いいたします
(運営事務局の「一般社団法人 首都圏産業活性化協会」の申込フォームにつながります)

※申込締切:9月6日(金)まで ※会場参加の申込は締め切りました。オンデマンド配信の申込については、引き続きお申込いただけます。

■主催・お問合せ先

主催:埼玉県
   公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
   TEL 048-711-6870  E-mail robo@saitama-j.or.jp

お問合せ先(運営事務局):一般社団法人 首都圏産業活性化協会
   TEL 042-631-1140  E-mail robot-ml@tamaweb.or.jp

「令和6年度 製造現場におけるノーコードツール活用セミナー(対面+Web配信)【開催日7月12日(金)】」を開催しました

「製造現場におけるノーコードツール活用セミナー」を開催しました。

 

開催結果

■日時

令和6年7月12日(金)13:30~15:30

■会場

新都心ビジネス交流プラザ4階会議室およびZoomウエビナーによるWeb開催

■参加人数

33名

■主催

公益財団法人 埼玉県産業振興公社

■参加費

無料

■講演内容

講演1

テーマ:製造業におけるノーコードツールの活用動向、事例紹介及び製造業向けノーコード開発のアプリ作成実演

講師:株式会社大塚商会 北関東業種SIグループ
   課長 小野塚 和徳氏

概要:・国内製造業におけるマイクロソフトPower PlatformやKintoneなどノーコードツールの概要と動向
   ・ノーコードツールの比較、特徴、導入実績
   ・製造現場におけるノーコードツール活用事例紹介
   ・Kintoneはじめノーコードツールを製造業の現場で活用してみよう!
   -概要説明
   -アプリ作成実演
   【①製造指示】【②プロジェクト管理(ガントチャート)】

 

講演2

テーマ:デジタルものづくり改善研究会概要説明

講師:(公財)埼玉県産業振興公社
マッチングコーディネーター 松本 健太郎氏

概要:デジタルものづくり改善研究会の目的、今期の計画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせ先
技術開発支援グループ

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3F

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: jidosha@saitama-j.or.jp

 

【募集終了】埼玉県新技術新工法展示商談会 in 日産自動車(10月17、18日開催)出展企業募集

埼玉県新技術新工法展示商談会 in 日産自動車、出展企業募集のご案内

日産自動車(株)は1933年創業以来、先進的な商品、技術、サービスを通じてお客さまと社会にワクワクする体験を届けてきました。また、EV販売台数No.1にしてモビリティの先端を突き進み、未来を先取りしております。
この度、日産自動車(株)から、県内企業や公社モビリティ部会会員企業を対象として、新技術・新工法、新製品を提案する機会をいただきました。日産自動車(株)からの新規受注獲得の大きなチャンスです。是非、この展示商談会にご出展いただき、みなさまのものづくり技術をご提案ください。


参考:昨年度開催の展示商談会の様子

開催概要
開催日時 令和6年10月17日(木)10:00~17:30
18日(金)10:00~16:00 2日間
会場 日産自動車株式会社 日産テクニカルセンター
神奈川県厚木市岡津古久560-2
来場者 日産自動車(株)および関連企業の設計・開発・生産技術・生産・調達部門など
※想定来場者数約300人
募集定数 40社
※出展企業は審査の上決定します。応募いただいてもご希望に添えない場合がございますので予めご了承ください。
応募受付期限 令和6年8月9日(金)16:00(締切り)
応募要件 次の1及び2のいずれにも該当する企業
1 埼玉県内に本社や事業所を有する企業またはモビリティ部会会員企業
2 日産自動車(株)からの技術ニーズに対応できる提案が可能なこと

技術ニーズ一覧
①電動化の推進:モータ・インバータ・ギアの一体化、挙動制御、制振制御、静粛性、熱効率、全固体電池、バッテリーサキュラーエコノミーなどの高性能化

②モビリティの革新:緊急回避操作の自動化、無人自動運転、CASE、軽量化、システムエンジニアリング、市場データの活用に関する最新技術

③エネルギーマネジメント:カーボンニュートラル、CO2削減、エネルギーマネジメント、再生可能エネルギー、リユース・リサイクル技術、安定的な材料調達

④開発の合理化:アジャイル開発を推進するための、システムエンジニアリング手法の提案、車両・パワートレイン開発に適応するためのAI活用手法・技術

⑤その他:コストの低減、材料・半導体リスクの低減、積層造形(AM)、エンジニアの礎となる力・理解する力をベースに、これまでの開発で培って来た知識や経験を活用した革新的かつ熟練した技術

参加費用 無料/1社・1ブース:上記写真参照

※次のものが含まれています。
1.来場者配布用ガイドブック(参加企業提案様式を集約したもの)
2.展示台(高さ700mm×幅1800mm×奥行600mm、白布含む)、
  ポスター等掲示用パネル(背面)
3.コンセント(100V)1口 ※200V希望は別途工事費用が必要
4.提案書拡大ポスター(A1サイズ)1枚
5.その他、重量物展示品等は、別途ご相談ください。

主催 公益財団法人埼玉県産業振興公社
協力 日産自動車株式会社

 

参加申込方法

参加申込にはgoogleフォームによる申込とメールによる提案書の提出が必要となります。

1.下記参加申込をクリックしgoogleフォームからお申込みください。
2.提案書(EXCEL)をクリック-ダウンロードして必要事項を記入のうえ、1点もしくは2点をメールに添付してお送りください。

※参加申込は終了しました

※提案書(EXCEL)

 ※提案書データは「提案書」「記入要領」の2つで構成されています。記入要領を参考にご記入ください

提案書送信先: jidosha@saitama-j.or.jp 

件名:「埼玉県新技術新工法展示商談会提案書 in 日産自動車」

お問い合わせ先

〒338-0001 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-2  新都心ビジネス交流プラザ3階
(公財)埼玉県産業振興公社 新産業振興部 技術開発支援グループ

TEL. 048-711-6870 FAX. 048-857-3921

メール: jidosha@saitama-j.or.jp