本セミナーでは、ポストコロナ社会において、市場や社会はどのように変化し、どのように対応すべきかを解説し、その上で、自社の現状・将来像・移行戦略の見える化に役立つ「経営デザインシート」の活用メリットや事例を紹介しました。
参加者からは「自社の取り残されている状況を改めて認識できた」「経営デザインシートについて初めて腹落ちしました」などの感想をいただきました。
※経営デザインシートとは
内閣府知的財産戦略推進本部が公表。
企業の持続的成長のため、自社の存在意義を意識した上で「これまで」を把握し、長期的な視点で「これから」のありたい姿と、それに向けての戦略を練るためのシート。
知的財産は企業のビジネスモデルと結び付いてこそ価値を生むという認識から、企業のビジネスモデル変革を促すツールとなっている。
リーフレットはこちらをご覧ください。→リーフレット
セミナー後日配信について
本セミナーはyoutubeにて配信中です。動画はこちら
資料の入手について
本セミナーで使用した資料(講師資料・経営デザインシートひな形)について提供を希望される方は、下記フォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/ggcsFkNsShVuwZ5ZA
なお、上記フォームにはセミナーのアンケート・ワークショップの参加希望に関する項目も設けております(任意回答)。
開催概要
■日時
令和2年7月10日(金)13:30~15:30
■会場
WEBセミナー
※Zoom社のWEBミーティングシステムを使用したWEB配信によるセミナーです。
■対象
・県内中小企業の経営者・管理者・県内中小企業支援機関
■参加者
・73名
■参加費
・無料
■後援
・一般社団法人首都圏産業活性化協会(TAMA協会)
■当日の様子
↑講演1では、コロナ禍によって市場・社会・経営資源の価値や活用法がどのように変化するかを整理しました。 |
↑講演2では、経営デザインシートとは何か・経営デザインシート作成の意義について解説しました。 |
↑講演3では、経営デザインシート(簡易版)の事例紹介や、実際に作成して体験するワークを行いました。 |
■スケジュール
◆13:30~13:35 主催者挨拶・諸連絡
◆13:35~13:55(20分)
・【講演1】「新型コロナがもたらす新たな社会と知的資産」
公社 産学連携ネットワークマネージャー 兼
・・・・・・・知財経営コーディネーター 西村 孝司
<講師メッセージ>
これからの企業経営には、市場ニーズに対応する新たな価値を創造し、共感を得ることが欠かせません。講演ではコロナ禍によって、市場・社会・経営資源の価値や活用法がどのように変化するかを整理します。来るべき価値デザイン社会への備えとして、価値デザインや知的資産経営の考え方を導入し、強い埼玉企業を目指しましょう。
◆13:55~14:35(40分)
・【講演2】「企業と顧客の未来を描く経営デザインシート(KDS)の活用」
前内閣府知的財産戦略本務事務局長(経営デザインシート発案者)
現住友商事顧問 住田 孝之 氏
<講師メッセージ>
価値デザイン社会は、個性と個性が共感で繋がる社会です。経営デザインシートは、大量生産品ではない、地域性や提供者の個性をどう社会に伝えていくか、視線を高くして構想してもらうためのツールです。ビックピクチャーを描き、そこから、知財の役割や自社の資源、オープンイノベーションなどを考えていきましょう。
◆14:35~14:40(5分) 休憩
◆14:40~15:20(40分)
・【講演3】「中小企業のKDS活用事例と価値デザインのための簡易ワーク」
(一社)IAbM総研理事、特許事務所ケイバリュエーション 所長
弁理士・経営コンサルタント 鈴木 健治 氏
<講師メッセージ>
経営デザインシートの作成で難しいところが、将来提供する価値を考え、現在の自社にどんな資産があるかを抽出するところです。その考え方のコツを、異業種の事例で体感していただきます。経営デザインシートを使って関係者や見込み客様、就活者様と会話をしていただきたいですが、知財や新聞記事のデータベース活用も有用です。
◆15:20~15:30 ご案内(経営デザインシート作成ワークショップについて等)
(公財)埼玉県産業振興公社
新産業振興部 産学・知財支援グループ
〒338-0001 埼玉県さいたま市 中央区上落合2-3-2 新都心ビジネス交流プラザ3階
TEL. 048-621-7050 FAX. 048-857-3921