・埼玉県産業振興公社では、株式会社積田電業社(さいたま市浦和区)をプロジェクトリーダーとし、『防災レジリエンス型のCEMS(Community Energy Management System)省エネ制御システム装置の開発』をテーマに研究会を開催しています。
・同研究会では、蓄電池等の分散エネルギーリソースとレジリエンス機能とを備え、余剰電力を小売電気事業者へ配電する「防災レジリエンス型のCEMS省エネ制御システム装置」の開発を行っています。
・このCEMS省エネ制御システム装置の主な機能は次のとおりです。
- エネルギー関連機器のエネルギー消費量の状態監視・制御
- エネルギー関連機器の閾値の設定と設定値over時の制御指令
- エネルギー消費量の削減・平準化
- 小売電気事業者所有のBlockchain・Saverとの通信プロトコル同期
- 再生可能エネルギーの地産地消率向上
- レジリエンスの観点からの独立分散型エネルギー供給で防災対応に貢献
・なお、このシステムの開発にあたっては、令和4年度埼玉県社会課題解決型新技術・新製品開発事業費補助金(産業支援課)を活用しています。
・このたび、日本工業大学埼玉キャンパスの食堂棟に新設された太陽光発電システムをメインフィールドとし、「防災レジリエンス型のCEMS省エネ制御システム装置」を使い、プロジェクトリーダーである株式会社積田電業社を中心として公開実証試験説明会を開催しました。
開催日時:令和4年12月16日(金) 14:00~16:00
開催場所:日本工業大学埼玉キャンパス
〒345-0826 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4丁目1
来場者数:60人
開会挨拶 学校法人日本工業大学 学長 成田 健一 様 |
事業概要の紹介及び公開実証試験の目的について 埼玉県産業振興公社 マッチングコーディネータ 小笠原 均郎 |
開発技術の紹介について 株式会社積田電業社 代表取締役 積田 優 様 |
開発技術の紹介について 株式会社積田電業社 執行役員 大谷 尚 様 |
開発技術の紹介について 株式会社セカンドフェイズ 奥瀬 俊哉 様 |
EV及びV2Hの実証検証について 学校法人日本工業大学 電気電子通信工学科助教 竹本 泰敏 様 |
説明会会場の様子 | 現地での視察見学会 |