12月9日(月曜日)、新都心ビジネス交流プラザにて『防災ビジネス』をテーマに「課題解決型企業間連携交流会」を開催しました。
埼玉県産業振興公社では、中小企業が連携して新製品等の開発に取り組むことにより、意欲ある県内企業がお互いの強みを発揮して課題を解決するための取り組みを支援するため、平成31年度(令和元年度)から「課題解決型企業間連携支援事業」を実施することとなりました。
開催概要
開催日時
12月9日(月曜日) 13:00~17:00
会場
新都心ビジネス交流プラザ 4階会議室
(さいたま市中央区上落合2-3-2 埼京線北与野駅下車 徒歩1分)
プログラム
Ⅰ.講 演
講演1:国土強靱化の取組と民間への期待について
(講師)内閣官房国土強靭化推進室
参事官 高石 将也 氏
講演2:防災用品等の開発事例紹介について
(講師)カネパッケージ株式会社
代表取締役社長 金坂 良一 氏
講演3:防災ビジネスへの期待について
(講師)公益財団法人埼玉県産業振興公社
企業間連携支援シニアコーディネータ
杉原 行里
Ⅱ.開発参加企業の募集テーマの紹介
テーマ①:危機対応型(山崩れ・避難誘導灯)「微振動エネルギー変換・通信システム」の開発
テーマ②:屋根瓦の耐震性、耐風圧性能を向上する「繊維補強セメント板施工システム」の開発
テーマ③:給湯・暖房施設等の熱利用に活用する「予測制御・AI故障予知診断システム」の開発
企業間連携支援シニアコーディネータ
小笠原 均郎
テーマ④:ソフトスチーム技術を活用した「災害食にも活用できる加工食品」の開発
企業間連携支援コーディネータ
野口 満
参加企業による紹介講演:「自動消化通報システム」
(説明者)株式会社ワイピーシステム
代表取締役 吉田 英夫 氏
Ⅲ.交流会
参加企業によるパネルセッション・名刺交換会
埼玉県産業振興公社では、一社単独では難しい製品プロデュースや販路開拓など、企業間で連携してアイデアを実現させるお手伝いをするため、いま注目のSDGsでも期待される、『防災ビジネス』をテーマに、「課題解決型企業間連携交流会」を開催しました。
内閣官房国土強靭化推進室・参事官・高石将也氏らの講演に続き、埼玉県産業振興公社の企業間連携支援コーディネータから、課題解決型企業間連携支援事業の概要と進め方等について説明するとともに、交流会(パネルセッション・名刺交換会)を行いました。
参加者からは「防災ビジネスの市場情報について革新的な話が聞けました」「防災に関して勉強になりました」などのコメントをいただきました。