8月1日(火)、日本工業大学9号館において、
「令和5年度 高校生ものづくりコンテスト 電子回路組立部門 埼玉県予選会」が開催されました。
県内工業高校6校から19名の生徒が競技に参加しました。
競技課題は配布された資料を基に入力基盤の製作と制御プログラムの作成を行います。回路図より実態配線図を作成し入力回路を製作、事前に製作した「7セグメントLED付マイコン基板」と製作した入力基板を接続して、制御プログラムを作成します。制限時間120分です。
【競技に向けて、持ち物のチェックをする選手たち】
競技スタートの合図とともに、入力基盤の製作がスタートしました。
回路図から入力回路を作成します。
持参した工具を使い、日頃の成果を発揮して課題の基盤製作に真剣に取り組んでいます。
【緊張の中課題を進めました】
入力基盤の製作が終わった選手は制御プログラムの作成を開始しました。
事前に製作した「7セグメントLED付マイコン基板」と入力基板を接続して、課題の制御プログラムを作成します。
全部で9問あり、7~9問目は難易度が高く、配点も高くなっています。
【制御プログラムを作成しています】
制限時間が終了してすぐプログラムの審査が開始されました。正しく動作しているか、審査員が1問ずつ確認していきます。
【プログラムが課題通りに動作すれば加点されます】
プログラムの審査後、片付けを行い選手はお昼休憩に入りました。その間、審査員の方が基盤の審査を行いました。半田付けの状態や動作確認など、さまざまな項目について、審査員が細かくチェックしていきます。
お昼休憩後、日本工業大学について概要や取組みなどご案内がありました。
【大学の説明を真剣に聞く選手たち】
閉会式では審査員の協和界面科学株式会社 千葉正明様、日本工業大学 情報メディア科 准教授 中村一博先生による指導好評がありました。
【結果】
第1位(埼玉県知事賞):越谷総合技術高校3年 松尾翔太さん
第2位(埼玉県産業振興公社理事長賞):大宮工業高校2年 高梨将弘さん
第3位:三郷工業技術高校2年 本多華之介さん
第3位:三郷工業技術高校2年 長井倫花さん
上位2名が関東大会に出場します。
関東大会でも埼玉県代表として、大いに活躍していただきたいです。
【公社では県内工業高校と連携し、ものづくり人材の育成を支援しております。】