8月5日(月)、日本工業大学9号館において、
「令和6年度 高校生ものづくりコンテスト 電子回路組立部門 埼玉県大会」が開催されました。
県内工業高校6校から34名の生徒が競技に参加しました。
競技課題は、配布された回路図と実態配線図を基に入力基板を製作し、事前に製作した「7セグメントLED付マイコン基板」と製作した入力基板を接続して、制御プログラムを制作します。制限時間120分です。
先生方が見守る中、競技スタートの合図とともに、一斉に基板の製作が始まりました。
回路図と実態配線図を基に製作します。
【緊張の中、慎重に半田付けを行っています】
入力基盤の製作が終わった選手は制御プログラムの作成を開始します。
事前に製作した「7セグメントLED付マイコン基板」と入力基板を接続して、課題の制御プログラムを制作します。
全部で9問あり、7~9問目は難易度が高く、配点も高くなっています。
【制御プログラムを作成しています】
制限時間が終了してすぐプログラムの審査が開始されました。正しく動作しているか、審査員が1問ずつ確認していきます。
【プログラムが課題どおりに動作すれば加点されます】
プログラムの審査後、片付けを行い選手はお昼休憩に入りました。その間、審査員の方が基板の審査を行いました。半田付けの状態や裏面の配線の綺麗さなど、さまざまな項目について、審査員が細かくチェックしていきます。
閉会式では審査員の協和界面科学株式会社 千葉正明様、日本工業大学 情報メディア科 准教授 中村一博先生による指導好評がありました。
【結果】
第1位(埼玉県知事賞):三郷工業技術高校2年 兒玉磨洸さん
第2位(埼玉県産業振興公社理事長賞):三郷工業技術高校3年 長井倫花さん
第3位:久喜工業高校3年 遠藤陽斗さん
第3位:進修館高校3年 吉田行宏さん
【左から、吉田さん、長井さん、兒玉さん、遠藤さん】
上位3名が関東大会に出場します。
関東大会でも埼玉県代表として、大いに活躍していただきたいです。
【公社では県内工業高校と連携し、ものづくり人材の育成を支援しております。】