公益財団法人埼玉県産業振興公社では、主に埼玉県内の中小製造業がIoTを活用する際に参考となる情報を提供するため、IoT普及セミナーを開催しました。第一部では、AIの基礎的な解説(AIの歴史、機械学習、ディープラーニングなど)、ビジネスへのAI利活用事例(画像認識による異物検知や外観検査、また翻訳機能など)、IoT・AIによるビジネス環境の変化について講演していただきました。第二部では、IoTを活用した際に注意すべきリスク、安全・安心なIoT開発・品質確保のポイント、中小企業へのセキュリティ実証実験について事例を交えて講演していただきました。参加者からは「多くの事例やAIの歴史、概要を学ぶことができ、良かった」「IoT導入を検討する際に、導入初期やその後のストーリーを考えるうえで必要な知識を学べた」などのコメントをいただきました。
<パンフレット>
開催日時等
日時:2018年12月6日(木)14:00-16:40
会場:新都心ビジネス交流プラザ 4階 会議室B・C
(さいたま市中央区上落合2-3-2)
対象:埼玉県内の中小企業経営者など
参加人数:41名(36社)
参加費:無料
主催:公益財団法人埼玉県産業振興公社
内容
(第1部)「AIとは何か?(AI活用のヒント)」
<講師>
一般社団法人日本ディープラーニング協会
理事 川上 登福 (かわかみ たかよし)氏
<プロフィール>
大手商社、GEを経て、IGPIに参画。AI関連の全社戦略策定・新規事業開発、AI開発、ビッグデータ解析、IoT戦略等を多数統括。
株式会社IGPIビジネスアナリティクス&インテリジェンス 代表取締役CEO
株式会社経営共創基盤(IGPI) パートナー 取締役マネージングディレクター
株式会社IGPIテクノロジー 取締役
国立研究開発法人 産業技術研究所 情報・人間工学領域 人工知能研究センター 客員研究員
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術委員
内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム 戦略コーディネーター
【第2部】 「IoTに潜むリスクの認識と安全安心の実現に向けた対策」
~IoTの開発と品質確保に向けた重要ポイントを紹介!~
<講師>
独立行政法人情報処理推進機構
社会基盤センター 産業プラットフォーム部
調査役 宮原 真次(みやはら しんじ)氏
<プロフィール>
富士通株式会社で大型汎用コンピュータやストレージ製品などの設計検証業務に従事。2007年に株式会社富士通コンピュータテクノロジーズに執行役員として出向し、ICT関連装置の検証業務の事業化を推進。2010年に富士通株式会社に復帰し、クラウドサービス基盤の高信頼化と運用品質の構築支援業務に従事。2014年にIPAに入構し、IoT機器・システムの高信頼化に関する調査・研究に従事し、現在に至る。
当日の様子
一般社団法人日本ディープラーニング協会 理事 川上 登福 (かわかみ たかよし)氏 |
独立行政法人情報処理推進機構 調査役 宮原 真次(みやはら しんじ)氏 |
質疑の様子 | 講義に熱心に耳を傾ける参加者 |
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問合せ先
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〒338-0001 さいたま市中央区上落合2-3-2
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