本研究会は、埼玉県が整備をしている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」の令和8年度中の開所に先駆け、ロボット開発に関わる多様な主体が協働してロボット開発や社会実装を促進することを目的に開催します。
今回の研究会では、介護・福祉分野におけるロボットの先進開発事例のご紹介や課題・今後の展開をテーマとしたワークショップを実施します。また、継続的なマッチングフォローアップを行い、プロジェクト創出を目指します。
【募集チラシ】令和6年度埼玉ロボネット分野別研究会(介護・福祉編)
研究会の概要
【日 時】
令和6年10月31日(木) 13:30~17:00
【場 所】
新都心ビジネス交流プラザ4階
(さいたま市中央区上落合2-3-2) JR北与野駅前
【対 象】
埼玉県ロボティクスネットワーク(略称:埼玉ロボネット)のロボット開発関連企業、介護・福祉関係事業者等
※埼玉ロボネットに未入会の方は事前にご登録をお願いします。
→ご登録はこちらから(埼玉県のホームページにつながります)
【定 員】
30名
【プログラム】
■講演
1 現場ニーズの掘り起こしと出口を見据えた機器開発 13:35~14:00
公益財団法人テクノエイド協会 企画部長 五島 清国 氏
内容:
少子高齢化と人手不足が深刻化する我が国において、高齢・障害者福祉の現場では、福祉用具やテクノロジーを活用する新たな介護技術の開発を模索しています。高齢者・障害者の尊厳やプライバシーの確保は勿論のこと、日常生活の継続、QOLの維持・向上はとても大切なことです。真に必要とされる機器開発と出口戦略を考察します。
2 介護ロボットへの期待と現場で直面している課題 14:00~14:25
社会福祉法人親愛会 理事長 渋谷 宏明 氏
内容:
社会福祉法人親愛会は、埼玉県川越市での障害者福祉施設や高齢者介護施設の運営をはじめ、障害者支援、障害者就業/生活支援、地域生活定着支援、自立生活支援、多機能型障害福祉サービス、デイサービス、相談支援等に取り組んでおり、利用者の一人ひとりの人生を応援し「生きるを支える」ことを使命として活動しています。今回は介護ロボットへの期待についてお話するとともに、現場で直面している課題についてご紹介します。
3 現場ニーズに沿った介護・福祉ロボットの開発 ~厚労省受託事業からの経験~ 14:25~14:50
コニカミノルタ株式会社 FORXAI事業統括部 QOLソリューション事業部
事業戦略部 戦略企画グループ
アシスタントマネージャー/スマート介護士(Expert) 関 泰彦 氏
内容:
光学機器メーカーとして培ってきた画像解析技術を活用した見守りシステム「HitomeQケアサポート」を2016年に上市。現在、国内200の介護事業所にてお使いただいています。事業展開と並行して厚生労働省の介護ロボット普及事業等を経験。国の政策と介護現場の現状の両面から介護・福祉分野における製品やサービスについてご紹介します。
■グループ別ワークショップ 15:00~16:00
2~3のグループに分かれていただき、ファシリテーター主導のもと、自己紹介をはじめ、登壇者の発表内容の掘り下げ、ロボット開発のプロジェクト化などをテーマとしたディスカッションを行なっていただきます。
■名刺交換会 16:10~17:00
ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。コーディネーターも交り、参加者同士の交流をサポートします。
【研究会の詳細・申込】
お申し込みは【こちらからお願いいたします】※募集終了となりました。
(運営事務局の「一般社団法人 首都圏産業活性化協会」の申込フォームにつながります)
■主催・お問合せ先
主催:公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
TEL 048-711-6870 E-mail robo@saitama-j.or.jp
お問合せ先(運営事務局):一般社団法人 首都圏産業活性化協会
TEL 042-631-1140 E-mail robot-ml@tamaweb.or.jp