埼玉県では、交通利便性に優れた圏央鶴ヶ島IC周辺に、「社会的課題解決に資するロボット」の開発を支援する「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」を令和8年度中の開所に向けて整備を進めています。
今回のセミナーでは、「介護・福祉ロボットによる社会的課題解決」と題し、介護・福祉の現場で活用されるロボットの動向・施策・開発事例についてご紹介します。
【募集チラシ】令和6年度埼玉県ロボティクスセミナー介護・福祉編
セミナーの概要
【日 時】
令和6年9月10日(火) 13:30~16:40
【開催方法】
集合開催及びオンデマンド動画配信
※オンデマンド動画配信を9月17日(火)~10月1日(火)に予定しております。視聴を希望される方は事前に申込みをしてください。
【会 場】
ウェスタ川越 多目的ホール
(川越市新宿町1-17-17) JR川越線・東武東上線「川越駅」西口より徒歩5分
【対 象】
ロボット産業に関心・興味のある企業、ロボット開発関連企業及びロボット活用企業、介護・福祉関係事業者等
【定 員】
80名
【参加費】
無料
■セミナー内容 13:30~16:00
1 【取組発表】「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)・埼玉ロボネットについて」 13:30~13:40
埼玉県 産業労働部 次世代産業拠点整備担当
内容:
埼玉県が令和8年度中の開所を目指して整備を進めている「SAITAMAロボティクスセンター(仮称)」についてのご紹介の他、センター開所に向けた取組についてご紹介します。
2 【基調講演】「介護現場におけるロボット技術の利用」 13:40~14:10
埼玉大学 大学院理工学研究科 准教授 琴坂 信哉 氏
内容:
日本の人口減少と少子高齢化が進行することにより、2040年には様々な問題が顕著に表面化されることが予想されています。これまで試みられてきた介護・福祉ロボットの開発とその結果を踏まえ、介護現場で活用されるロボットを開発する上で大切なポイントを、様々な政策・動向を交えながら考察します。
3 【基調講演】「高齢・障碍者福祉のニーズを踏まえた製品開発、留意点」~利用者の視点から~ 14:10~14:40
公益財団法人テクノエイド協会 企画部長 五島 清国 氏
内容:
少子高齢化が進展するなか、ロボットやICT等のテクノロジーを活用した機器・システムの開発・普及が活発化しています。施策の動向を踏まえた利用者ニーズに基づく製品開発の重要性と留意点について解説します。
4 【事例紹介】「高齢者施設における介護ロボット導入の実態・意向およびニーズについて」~4か年にわたる調査研究結果から~ 14:50~15:10
一般社団法人埼玉県老人福祉施設協議会 理事
介護ロボット等を活用した調査研究プロジェクトチーム委員長
特別養護老人ホーム良宝園 施設長 戸嶋 靖浩 氏
内容:
埼玉県老人福祉施設協議会に設置した「介護ロボット等を活用した調査研究プロジェクトチーム」における過去4か年にわたる調査から見えてきた、高齢者施設の介護ロボット導入の状況や、現場が求める介護ロボットや機能などについてご報告します。
5 【事例紹介】「自動車運転補助装置と移動用リフトの開発」 15:10~15:35
株式会社ミクニライフ&オート 執行役員 オート事業部 事業部長 佐藤 勝彦 氏
内容:
少子高齢化による様々な問題は障碍者の方々を取り巻く環境でも発生しています。生活する上で必要不可欠となる“自動車”、障碍者の移動手段について現状と困り事、製品開発の必要性について解説します。
6 【事例紹介】「テクノロジーを活用した新たな排泄ケアの提案、実践事例を通じて」 15:35~16:00
NECプラットフォームズ株式会社 ビジネスイノベーション統括部 シニアエキスパート 三重野 勤 氏
内容:
トイレでの排泄に関わる介護負担は非常に大きいものです。かつ、排泄ケアは介護される側のQOLや尊厳に関わりとても重要です。これまでに無いトイレでの排泄センサーの開発に至るきっかけとニーズ調査、効果事例をご紹介いたします。
■名刺交換会 16:10~16:40
ご登壇者や他の参加者の方とご自由に交流いただけます。
【研究会の詳細・申込】
お申し込みは【こちらからお願いいたします】
(運営事務局の「一般社団法人 首都圏産業活性化協会」の申込フォームにつながります)
※申込締切:9月6日(金)まで ※会場参加の申込は締め切りました。オンデマンド配信の申込については、引き続きお申込いただけます。
■主催・お問合せ先
主催:埼玉県
公益財団法人埼玉県産業振興公社 技術開発支援グループ
TEL 048-711-6870 E-mail robo@saitama-j.or.jp
お問合せ先(運営事務局):一般社団法人 首都圏産業活性化協会
TEL 042-631-1140 E-mail robot-ml@tamaweb.or.jp