
〜うどんのおいしさを発信したいと開業を決意〜
【事業概要】
■うどん辰未について
当店は”讃岐×武蔵野”をコンセプトにしています。うどんの生地には、香川県の老舗メーカーから直接仕入れている小麦粉と埼玉県産の地粉の石臼全粒粉をブレンドしていて、こだわりの小麦粉と独自の配合で生み出すモチモチ食感が特長です。出汁は修業先で学んだ味をベースに、色々なお店を食べ歩いた上で試作を繰り返し、さらに磨いていきました。削り節やかえしの配合バランスを微妙に調整しながら、自分の中で「これが一番おいしい」と思える出汁に仕上げています。
豊富なメニューも当店の売りですが、特におすすめは「TATSUMIスペシャル」と「肉汁うどん」です。
TATSUMIスペシャルは、とり天と豚バラ肉の肉うどん(温・冷)。とり天は、数種類のスパイスで下味をしっかりと付け、味のコントラストを高めています。豚バラ肉は、肉問屋からいくつも取り寄せた中で、一番甘味が強くておいしかったこだわりの国産豚を使用し、あっさり目に味付けしています。
肉汁うどんは、コクと甘味を強めたつけ汁が特長で、こだわりの豚バラ肉が入った温かいつけ汁に冷たいうどん(熱もりも可)をつけて食べるスタイルです。
「かけ」には薄口醤油をベースにしたかえしを、「肉汁」には濃口醤油をベースにしたかえしを使っています。
TATSUMIスペシャル 肉汁うどん
■創業のきっかけ
会社員として働いていた時、偶然に訪れたうどん屋で豊かな出汁の風味と麺の食感に感動し、週5日通うほどに魅了されていきました。いつしか自分でもうどん屋を開いて、うどんのおいしさを伝えていきたいと考えるようになっていました。そして、2023年11月に11年間務めた会社を退職。うどんに夢中になった原点の「甚三(じんざ)」に入社し、うどんづくりを学びました。飲食業の経験がなかったので、うどんや出汁づくりだけでなく、店舗運営のノウハウを1年ほど掛けて習得し、2024年10月に「うどん辰未」をオープンしました。店名は、愛する子供たちの名前から一文字ずつ取って「辰未」にしました。
開業当初は、自分一人で起業しましたが、今は妻も一緒に店を支えてくれています。子供たちがまだ小さいので、負担をかけてしまっていると感じます。まずは、お店を軌道に乗せ安定させていきたいです。
■地元に愛されるお店を目指して
私自身「うどんがこんなにおいしい」ということを知りませんでしたので、初めておいしいうどんを食べたときの感動を多くの方に届けていきたいと考えています。今後は、季節限定メニューや日替わり天など、お客様に喜んでいただけるような新しい施策も展開し、地元の方に愛される温かみのある店舗づくりをしていきます。
【一言メッセージ】
■これから起業を志す人へのメッセージ
創業・ベンチャー支援センター埼玉の相談では、幅広くアドバイスしていただき感謝しています。法人化のメリットや開業する物件の賃貸契約書の疑問点、集客に向けたSNSの運用などについて、それぞれの専門的な立場のアドバイザーの方々が親切にアドバイスしてくださりました。起業前は初期の段階では人脈もなく、起業について相談する環境がなかなか見つからないと思いますので、アドバイザーの方への相談をおすすめします。
企業プロフィール
事業所名 | うどん辰未(たつみ) |
代表者 | 小野 大樹 |
創業年月 | 2024年10月29日(令和6年10月29日) |
住所 | 埼玉県川越市新富町1-9-12 |
ウェブサイト | https://www.instagram.com/udontatsumi/ |
営業時間 | 11:00〜15:00 |
休業日 | 不定休 ※営業情報は公式Instagramにて |
最寄駅からのアクセス | 本川越駅から徒歩4分、川越駅から徒歩15分、川越市駅から徒歩10分 |